メイク落としの選び方
汚れを落とすと いうことは美肌のための基本です。
そしてお肌に負担をかけない というのも美肌の基本です。
この基本を大事にするには、
どんなクレンジングでお化粧を落とすか
が肝になります。
さて
皆様はどんなクレンジングを使っていますか?
クレンジングにはたくさん種類があって
どれがいいのか悩みますよね。
美肌の基本の肝を担うクレンジング、
自分にあったものを選ばなければもったいないです。
わりと適当に選びがちなメイク落とし(クレンジング剤)。
どれがご自身にとってベストなのか、
一緒に考えていきましょう。
まず
肌質・肌状態・どんなメイクをしているか
この3点を考えてください。
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●肌質●
乾燥肌・脂性肌・混合肌…などとあげられますね。
簡単に
乾燥肌ならしっとりタイプ・保湿成分が入っているものを選ぶ
脂性肌ならさっぱりタイプ・油分が少ないものを選ぶ
で考えていただけると分かりやすいかと思います。
だいたい
「保湿成分配合!」とか
「オフ後はさっぱり!」とか、
選びやすいように商品に特徴が書いてありますね。
●肌状態●
人間は常に同じ肌状態ではありません。
どんな肌質のかたでも、
夏は脂の分泌が盛んになりますし、
冬は外気にやられて乾燥します。
また、女性でしたら月経のサイクルごとに肌状態は変わります。
そして心身の調子も関わってきます。
生活が荒れると、お肌の調子も悪くなりますよね。
不安定で刺激に敏感な状態なのか
ごわついて硬い状態なのか、等
お肌の調子も考慮します。
●どんなメイクをしているか●
界面活性剤が少ないもの 又は
界面活性剤の力を借りずに落とせるものなのか、
界面活性剤が入っていないと落ちないメイクなのか、
良く知ることが大切です。
※界面活性剤とは、簡単にいうと「油と水を仲良くさせるもの」です。
色々な種類の化粧品に配合されています。
クレンジングでは、油汚れのメイクを浮かせて、その汚れが水で流れるように機能してくれます。
ベースとして
オイル→クリーム→ミルク→ジェル→ローション
の順に油分が多く含まれます。
油分の多いクレンジングは界面活性剤の量が多くなり、
水分の多いクレンジング剤は界面活性剤の量が少なくなると考えられます。
界面活性剤は配合量が増えると肌に負担をかけてしまいがちです。
とはいえ!!!
オイルクレンジングは肌に負担がかかって優しくないから…などと排除してはいけません。
しっかり界面活性剤の力を借りてしっかりしなければならないはずのメイクを、
負担がかかるから~と界面活性剤の配合が少ないもので、ちゃんと落とした気持ちでいてはならないのです。
落とし残しがあっては、
お肌はとんでもないダメージを受けます。
「汚れが残っている」はお肌にとって最もNGです。
なので
ご自身がどんな化粧品で
どんな風にメイクをしているのか
を考えて、それに合ったクレンジング力を持つものを選びます。
考え方として、
ローションは負担は軽めだけどクレンジング力は弱め
オイルはやや負担はかかるけれどしっかりクレンジング出来る
と考えて大丈夫です。
※注※
これは界面活性剤の入ったクレンジング剤での話です。
界面活性剤の入っていないオイルやクリームは肌に負担はかかりませんがクレンジング力は弱いです。
そういったオイルですと<クレンジング不要>の化粧品でメイクされている方に適合します。
また、石鹸=お肌に優しい!と
考えるかたも多いのですが、
石鹸は石鹸そのものが界面活性剤です。
脱脂力が強いので、乾燥肌の方は注意が必要です。
配合されている成分や、どんな洗い上がりなのかをチェックして使うと良いですよ。
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以上の3点を考慮すると、どんなクレンジングを使うと良いか見えてきます。
見えてきましたか?
負担がかかりやすいものが適合した方は、洗顔後にしっかりスキンケアをしてあげてくださいね。
素肌になってからのスキンケアも考えて選ぶとよりGOODですね。
お肌が敏感な時は界面活性剤を控えたほうが良いので、
ミルクやジェルで落とせるメイクにシフトチェンジがよろしいかと思います。
脂性肌でもオイルやクリームを使用するのであれば、
洗顔に油分を吸着してくれるものを選んで調節するとバランスが取れます。
と、例を挙げればきりがないのですが
「これが自分には合っているかも!」を
ぜひ探しだして下さい。
考えても自分に合うものがわからなーい!
という方は
ぜひカウンセリングにいらしてください。
クレンジングと洗顔を変えると
お肌の状態はとても変わります!
ぜひぜひお試しください。
Wrote@MINAMIYAMA
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